本日晴れて正式に本物であったとツイッター社から発表された。
小泉氏のツイッター、本物でした 事務所が連絡ミス (産経新聞) – Yahoo!ニュース
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認証マークの優位性
Twitterアカウントに認証マークが導入されて以降、
有名人、著名人のアカウントに認証マークがつくことは
ひとつのステータスになることと同時に
初期の頃にあったようななりすまし防止として非常に効果があった。
特に日本国内においては、Twitterの影響力は他国に比べても大きく
現在はこぞって認証マークの取得に申請が相次いでいます。
特にまだ世間的には無名に近いタレントさんなどにおいては
認証マークがつくことはとても価値があり、
「認証マークつきました!」などのツイートを
最近よく見かけるようにもなってきました。
割りと新人のタレントさんでも見かけるようになっていることを考えると
恐らくはツイッター社はかなり申請から認証までの速度を上げていると思われます。
今回の小泉純一郎氏の認証に関しても
恐らく都知事選に合わせて作られたアカウントであろうと推測されるだけに
かなりツイッター社も早めの認証を心がけたであろうと思います。
あまりにお粗末すぎる騒動
そんな中、小泉純一郎氏の事務所側からの「本人ではない」という旨の声明は
ツイッター社からしてみれば驚きであっただろうと思います。
正直、この騒動を受けてネット上では
認証マークの正確性に疑問視する声も一部であがるなど
ツイッター社としてはかなりの損害だったと思われます。
ましてや今回の本物であったという声明も
ツイッター社側からということで、これはあまりに小泉氏側はお粗末であるとしかいいようがないです。
今の時代に合わせてネットを駆使した選挙にしようと
恐らくそう考えた担当者が早急に作ったアカウントであったにも関わらず
一部の事務所の人間が知らないという、
一般の会社の中ではあってはならないことですし、
立候補者ではないにせよ、このような事務所を抱える小泉氏に対しての
世間の目は正直厳しくなったのではないかと思います。
SNSを活用するということを間違っているのではないか
時代に合わせてSNSを活用するというのは
非常に素晴らしいと個人的には思ったのですが、
そもそも身内すら連絡が取れていないということを考えるに
公式アカウントはあくまでも事務所の人間の誰か、
つまり小泉氏本人ではない人間が運用する予定だったのだろうと推測されます。
恐らく本人であれば、「あれ、俺だよ」で済んだだけに
確認にこれだけの時間を要したことを考えれば
本人ではないもののがツイートする予定だったのでしょう。
もちろん、一言一言が致命傷になりかねない政治の世界において
アカウントを管理するというのは懸命な判断であるとも思えるのですが、
それは正直SNSを使って選挙活動をするということの
根本を間違っているとしか思えないです。
誰がそんな予定調和なツイートを楽しみにするのでしょう。
大阪市長の橋本氏などの例は、
あくまでも本人が実際に運用しているということにおいて意味があった。
演説にいかなくても、自宅にこもっていても
それでも実際の声を目の前に視ることができるというのがポイントであるからです。
もちろん、リプライなどの活用で本人と交流できるのも大きいでしょう。
また、民意なども汲み取りやすいのもひとつです。
今回の小泉氏のアカウントが本人運用ではないというのは
あくまでも推測でしかありませんが、
今回の騒動において、小泉氏をはじめとして
今の政治の現場に居る方、また近い方は
改めてSNSの活用の仕方、および是非を勉強して頂きたいと思います。