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始まりはmixiだった。

どうも。
随分とこちらのブログのペースが落ちてしまっていますね。

さてSNSというものを僕が語る上で欠かせない存在がmixiです。

恐らく僕がSNSという言葉に一番最初に触れたのはmixiだと思います。
サービスが始まったのが2004年2月。

僕が正式にいつから始めたのかは覚えてないのですが、
mixiプレミアムという有料会員システムが2005年1月かららしいので、
そうかんがえると2004年には始めていたことになると思います。

一番最初は友人のY君からの招待状でした。

当時のmixiは「招待制」という、既に会員の人から招待してもらえないと参加出来ないという
秘密クラブのようなサイトでした。

友人のY君が招待を受けて入会をして、そして僕を招待してくれました。
僕はこれは何か?と聞いた時に友人のY君が答えたのが
「SNS」
でした。

僕が始めてSNSという言葉に触れた瞬間でした。
僕は良くわからないままそのmixiというサービスを始めました。
様々なファンの集まりのような、
言うならば学校の部活のような、私設ファンクラブのような「コミュニティ」という
ひとつの小集団に入ることで様々な交流が始まりました。

当時のmixiはそれこそまだ会員も今ほど多く無かったので、
今みたいに私生活で知り合った人全てが何かしらのSNSをしているというような
そんな時代ではありませんでした。
むしろ、インターネットということすら触れていない人もいるような時代。

mixiは2ちゃんねるなどに代表される掲示板サービスと
アメブロ等に代表されるブログサービスを足して2で割ったような感じでした。
匿名での利用は出来るものの、基本的にはみんなそれなりの節度を持って使っている印象でした。

身近な友人等が使っていないこともあり、
当時は「マイミク」という、友達になる機能で
見ず知らずの人たち同士で盛んに友人申請をしていました。
会ったこともない、何なら交流すらしたこともなく
いきなり友人という立場から始まる交流。

僕は一気に500人近くまで友人が増えました。

mixiは通常の個人アカウントで最大で1000人までしか友人が出来ません。
mixiをコアで使っていた人達はこぞってマイミク1000人作るぞ!っていきごみ、
そういったコミュニティまでありました。
マイミク申請を拒否しないというコミュニティに入れば毎日誰かがマイミク申請してくれたりもしました。

そして日記を書き始めました。
そうすると、会ったことも無い、交流もしたこともない人達から
あっという間に日記にコメントがつくのです。

「そうだよね」
「それはこうじゃないか?」
「こんなのもあるよ」

コメントは様々でした。もちろん中にはあまり快くないものまでもありました。
とはいえ、日記を書く度に頻繁にコメントがつくのです。

「楽しい…」

これが僕の素直な感想でした。
普段の生活では知り合わなかった人たちと
こんな風にネットで絡むという楽しさ。

今までの掲示板サービスだと、あくまでも字面の交流。
ブログだといまいち交流が無い。
その両方のいいところをミックスしてくれた感覚でした。

そしてコミュニティがそれに拍車をかけました。

当時はまだコミュニティもあまりなく、
例えば出身校のコミュニティがまだ無いというようなことも珍しくなかったです。
今ほど”dir”と呼ばれるコミュニティのまとめコミュティとかもあまりありませんでした。
僕はいくつかのコミュニティを作りました。
そうするとあれよあれよ参加人数が増えていきました。

一番面白かったのは出身の高校のコミュニティでしょうか。
運営していくうちに同級生が少しずつ集まっていくのです。
まるで同窓会を運営しているような感覚。
見ていくと、様々な人たちが楽しそうに交流しているのです。

相変わらず僕の日記にも反応をくれる人がいました。
そして僕も彼らの日記にコメントを残してきました。

気づけば知らぬ内にネット上のお友達が出来上がってきました。
実際にそれぞれの住所を交換して年賀状を毎年送り合っている方もいます。

ネット上で作られる新しい社会。
ソーシャルネットワークに初めて触れたのがmixiでした。

今でも当時のアカウントを使っています。
色々あり、またどこかで話すかもしれませんが、
今ではマイミクもいわゆる”整理”をして
ごく一部の友人に限定させていただきましたが、
今でもたまにアクセスしたり、たまに日記を書いたりしています。

昨日、一部に報道がありました。
mixi身売りの件。
真偽のほどはわかりませんし、mixiは公式で否定をしています。

とはいえ、Facebookが日本で旋風を巻き起こし、
実際、現在のmixiは風前の灯とも言えます。
1年前に僕が講演で現在使っているSNSの調査をした時に
20前後の若い子達は圧倒的にmixiを使っていました。
他のSNSを使っていたとしても全員共通して使っているのがmixi。
mixiが国内でずっと根強かったのはそれが理由でした。

SNSサービスはどれだけ利用者がいるかが肝だとよくいいます。
そういった意味では日本国内でのmixiのシェア率はすごいものです。
しかし、現在アクティブユーザは半分近くまで落ちているという話しを聞きました。

mixiのユーザー数と「アクティブ」ユーザー数推移をグラフ化してみる(2012年3月分対応版)

今でも20歳以下の友人等と話すとmixiを使っているという人は多いし、
昔から使っているユーザでも居心地がよい人はとても多い。

とはいえここにきてのFacebookの台頭と、他のゲーム系SNSの躍進で
実際に一気に風前の灯的状況になっているのは間違いないと思います。

実際に起爆剤のひとつとして始めたmixiページ。
これも今ひとつ盛り上がりきれない状況。
それどころか芸能人の公式アカウントがすべてmixiページに移行していき、
mixiのよさである生っぽさが、どんどん薄くなってきています。

僕にとってはとても思い入れがあるサービスではありますし、
国内で始まったサービスが海外のサービスに駆逐されてしまう感じも正直寂しいです。

話しが随分それましたが、
mixiに出逢ったことによって始まった
僕のSNSライフはその後様々な人達との出会いを作ってくれました。
今こうしてこれを書いているのも、mixiのおかげかな。

当時の僕にとってのインターネットの全てがmixiで、
そしてSNSの始まりであり、そして古きよき友人である。

せっかくなのでちょっと逢いに行ってきます。

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